肌がヒリヒリ・ガサガサするのは洗顔料に問題があるかも

ガサガサして化粧ノリ悪いし、ヒリヒリしやすいし、肌荒れも出やすい。
「ちゃんと洗ってるのに…」
「しっかり保湿してるのに…」
肌が全然よくならない!
その悩み、
もしかしたら洗顔料そのものが肌に合ってない恐れがあります。
汚れを落とすためのクレンジングや洗顔石鹸も、種類によっては『落とし過ぎてカサカサに』してしまい、バリア機能を壊してヒリヒリ、ガサガサの原因になります。
なぜ洗顔料が問題なのか。
また、ガサガサ肌やヒリヒリしやすい肌を回復、改善へ導くにはどんな洗顔料を使うと良いのかお伝えしていきます。
ここからの目次
安価なクレンジングや洗顔料ほど刺激や負担が強くなる理由
クレンジング剤や洗顔料に含まれる洗浄剤は、メイク汚れや皮脂汚れ、古い角質などを落としてくれますが、汚れを落とす力が強すぎると、外部の刺激から肌を守っているバリア(皮脂膜・角質層)を壊してしまいます。

安価なクレンジング剤に配合される原料は、肌への優しさよりも製品の安さを重視した商品が多く合成の界面活性剤も多く含まれていると刺激が強くなります。
例をあげるなら
「肌の潤いをキープ」などと謳われていても、
安価なものは、肌の表面に膜となる成分を配合し、洗いあがりがしっとりしているだけです。
洗浄力が強過ぎてもダメ!皮脂を奪い過ぎると抵抗力を失ってトラブル肌に

洗浄力が強いと皮脂を奪いすぎてしまうのはご存知の方も多いかと思います。
洗浄力が強すぎると皮脂を奪いすぎてしまうだけでなく肌が傷つき大きな負担になってしまうからです。
また、それだけでなく皮脂を奪いすぎてしまうことで足りなくなってしまった皮脂を戻そうと働きかけるため、皮脂が過剰に分泌してしまうようになってしまう原因になります。

こうなったら毎日洗顔してるだけなのに日に日に症状が悪化していきます。
なのでそれを防ぐためにも洗浄力が強すぎるものは避けたほうが良いでしょう。
黒ずみが毛穴に詰まる原因!その一つは肌に残った洗顔料が酸化!!
黒ずみが毛穴に詰まってしまう原因の1つは角栓や汚れが酸化したもの。
ザラつきを感じるのがそうです。

角栓とは、
古くなった角質と皮脂が混ざったもので角栓が溜まる事で毛穴が広がり、広がった毛穴の影が黒く見えてしまい、毛穴がさらに目立ちやすくなってしまいます。
鼻は顔の中でも皮脂腺が特に多く、皮脂をたくさん出しますので過剰な皮脂分泌が続くと、肌荒れなどに繋がることもあります。
その他にも毛穴に出来たシミが黒ずみになった場合もあります。
鼻を触ってザラつきを感じない場合、
メラニンが原因で黒ずんで見えることがあります。
安価=添加物が多いカップラーメンやスナック菓子と同じ!?
安価なものはコストを抑えるため多く添加物が入っているもの多々あります。
つまり『安価な化粧品を毎日使う』のは『添加物の多いものを毎日食べている』のと同じと言ってもおかしくはありません。
添加物ばかりを食べていてはもちろん体によくありませんよね。
肌もそれと一緒です。
安価なものだけとは限りませんが、
添加物の多い化粧品は美容成分を与えながら刺激や負担を与えていることになります。
なので出来るだけ添加物は避けたほうが良いでしょう。
肌が弱いなら避けるべき成分
とは言っても添加物が大丈夫な人もいます。
いわゆる肌が丈夫で強い人です。
でもそうではない人もいます。
ジャンクフードばかりでも割と健康な人や、お酒が平気で強い人もいるように肌も人それぞれ。
なので、敏感肌は肌トラブルが出やすいので極力添加物の少ないものを選んであげることが大切です。
まず第一に、鉱物油由来の界面活性剤を避けること。
それから、アルコールにはいくつか種類がありますが、一般的に使われることの多い「エタノール」はヒリヒリしたり赤くなったりしやすい面を持っているため アルコールは避けるべきではあります。
それでも全てを避けることが難しい場合は、刺激を感じにくくできている『フェノキシエタノール』や『C12-16 アルコール』を選ぶのも一つの方法です!
「刺激を減らす」「負担を減らす」という発想を!

20代では特に気にすることもなかったし、トラブルも少なかったという方でも、30代、40代と年を重ねれば重ねる程様々なトラブルが起きやすくなるケースはめずらしいことではありません。
回復にも時間がかかり悩みが増えてきいると感じてる方も多いのではないでしょうか?
もしかしたら、そんな肌悩みを解決するために『保湿しなきゃしなきゃ』と保湿ばかりに目が行きがちになっていませんでしたか?
もちろん、
保湿も大切です。
しかし、保湿の前に肌への刺激、負担を減らしてあげることに着目して下さい。
保湿は洗顔やクレンジングの次です。
保湿をいくらしても刺激や負担を減らしてあげなければプラスマイナスゼロになってしまいますからね。
ダメージを減らす=(イコール)添加物・化学成分を減らすのが効果的です。
「○○の成分を避ける。」とピンポイントで指摘するのが難しくなっています。
それは、化粧品に配合されるのはたくさんの種類がありますし、新しい成分も増えているからです。
優しい洗顔や化粧品を選ぶためチェックするたった一つのポイント
洗顔石鹸やクレンジング、保湿化粧品を選ぶ際の目安としては、
メーカーのホームページなんかで「7つの無添加」「8つの無添加」など明記してあるかがポイント。
項目数が多いほど優しさのレベルは高いという見方ができます。
無添加化粧品はあいまい
添加物には種類があるのはお伝えした通りですが、「無添加化粧品」という定義も実はあいまいです。
合成香料や合成着色料不使用でも無添加です。
鉱物油やアルコール不使用でも無添加です。
なので、無添加化粧品を選ぶ際は、単に「無添加化粧品ですよ~」ではなく、
何が何項目無添加なのかをチェックしてできるだけ天然由来・植物由来の原料を多く使っているものを選ぶのが刺激やダメージを減らすために、できる簡単な方法です。
さいごに
「洗い流すものだから」
「落ちればイイんでしょ」
と、洗顔石鹸やクレンジングは安価なものを使っている。
という方は少なくありませんが、
肌がカサついたり、ヒリヒリする原因のほとんどは、クレンジングや洗顔石鹸にあります。
メイクや汚れを落とすだけでなく、
落とし過ぎてもダメなのが洗顔料です。
洗顔料で肌を整えて、
肌荒れや老化を予防していきましょう。