詰まり毛穴に優しい対策!余分な角質や角栓を取り除くデイリーケア

毛穴問題は、お手入れのやり過ぎで黒ずみを繰り返しやすくなったり肌荒れの原因にもなります。
毛穴のブツブツ黒ずみを繰り返してしまっている方へ、正しい毛穴詰まりのケアの方法をご紹介します。
ちょっとしたポイントで改善する方向へ進んでくれることはめずらしいことではありませんので、少しでも参考になれば嬉しいです。
ここからの目次
詰まり毛穴はデイリーケアで対処するのがベスト

詰まり毛穴の正体は、毛穴から分泌される皮脂と古い角質の混じったものです。
毛穴の中にこれらのものが溜まっていけば、詰まり毛穴となります。
皮脂は日々分泌されているので、止めることはできません。

ということは、やはり毎日のお手入れでケアをしていくのが一番効果的だといえます。
毛穴問題を解消へ導く洗顔料とは
ではどんなケアを取り入れればいいのか。
やはり毎日の洗顔がやはり基本。
毛穴の汚れに優れた洗顔石鹸で皮脂をきちんと落とすと良いです。
- 毛穴に詰まった汚れを取り除く
ことはもちろん大事ですが、
- 皮脂の分泌を増やさない
事も大事です。
皮脂は常に分泌されている。
ということをあえてお伝えさせて頂きました。
皮脂は必要だから分泌されているので、必要以上にスッキリ取り除いてしまうと「皮脂が足りない!」「肌を守れない!」と判断して皮脂の分泌がより活発になる傾向にあります。
特に毛穴が大きいTゾーンや小鼻の辺りは要注意です。
デリケートな肌におすすめしたいのは、マイルドな洗顔石鹸
ザラつく毛穴への対処はピーリングで
それでもザラついて毛穴が詰まってしまうようなら、ピーリングコスメをプラス。
ピーリングには、古い角質を剥がれやすく分解する作用があり、穏やかに毛穴の詰まりを取り去ることができます。
ピーリングは肌への刺激が強いと思いがちですがAHAなど配合したミルクやジェルタイプの洗い流すタイプなら刺激は少ないです。
このように皮脂だけでなく角質も落とすようにケアすることが、詰まり毛穴を予防するポイント。
毛穴パックは2週間に一度くらいが目安
肌に優しい洗顔を使いながらピーリングコスメでケアしていても、毛穴がザラザラ詰まって気になるときは、毛穴パックやクレイマスクなどを活用するのも手ではあります。
“ただし、毛穴パックは肌への刺激が強いので、2週間に一度くらいの頻度を守って使いましょう。
クレイマスクなら、1週間に一度くらいを目安にしてください。
ただ、毛穴は誰にでもあるものなのであまり気にしすぎるのはやめましょう。
ピーリングや毛穴パック・クレイマスクなどのケアは徐々に減らしていくようにしましょう。
優しい洗顔・クレンジングで肌を整えていくと、角栓や黒ずみの悩みも減っていくでしょう。
角栓を取っても毛穴のサイズは変わらない
貼ってはがすタイプの毛穴パックは、その取れ具合が快感となり、やみつきになって何度も使う人がいますが、使いすぎると毛穴が余計に目立ってしまうことも。
なぜなら、角栓をパックで引き出すというのは、皮膚を刺激すること。
これを繰り返すと、毛穴がより広がってしまうことがあるのです。
詰まりを取っても、毛穴が小さくなるわけではないことを、認識しほどほどのケアで肌のコンディションを整えていってください。
毛穴を引き締める美容成分とは

たるみ毛穴は日々のスキンケアで予防しましょう。
20代のうちからきちんとケアしておくといいですが、
かと言って、30代でも40代でもケアを始めるのに遅いことはありませんので、こちらも一緒に参考にしてみて下さい。
では、具体的にはどんなケアが効果的なのかというと、自宅でできることは2つ。
ピーリングを行う
まずひとつ目は、ピーリングを行うこと。
ピーリングには真皮のコラーゲンを増やす作用があるので、毛穴のゆるみを防ぐ効果が期待できます。
そのうえ古い角質も取れるので、角栓を防ぐこともでき、詰まり毛穴のケアにもなります。
ピーリング剤を選ぶ際には、拭き取るのではなく、洗い流すタイプのほうが肌への負担が少ないです。
レチノールを配合した化粧品
レチノールを配合した化粧品をケアに取り入れること。
レチノールはコラーゲンを増やす働きの強い成分。
肌への浸透力があり、真皮のコラーゲンに作用するといわれています。
ただし、刺激が強いという面もあり、使い始めは効き過ぎると肌がカサカサしてきたりもしますが、使い続けていくことで、徐々にカサカサも落ち着いてきます。
レチノールはビタミンAの一種でもともと体内にある成分なので基本的には安全な成分です。
収れん化粧品
収れんとは毛穴を引き締める働きのこと。
化粧水や乳液などの保湿化粧品の中には、毛穴引き締め成分が入っている収れん化粧品もあります。
ほかに、クレンジングや洗顔料にも収れん作用のある植物エキスが配合されているものもありますのでそういったものを取り入れるのもおすすめです。
因みに
こちらのクレンジングには収れん作用のある植物エキスが配合されています。
刺激が少なく使いやすいビタミンC誘導体

レチノールよりも刺激の少ないビタミンCは、たるみ毛穴はもちろんですが、肌が敏感になりがちな開き毛穴タイプでも比較的使いやすい成分です。
ビタミンCには、コラーゲンを増やす作用と、わずかですが、皮脂の抑制作用とがあります。
ひとくちにビタミンCといっても、いろいろなタイプの成分があるので、肌への浸透力を高めた誘導体型のものがいいです。
とくにおすすめなのがリン酸型やAPPSと呼ばれるもの。
アスコルビン酸は浸透しやすい形に改良したものがビタミンC誘導体で、成分表示ではリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルリン酸と表記されています。
また、イオン導入機という美顔器を使って週に一度程度ビタミンCのイオン導入すると毛穴ケアに有効です。
テカリを感じたらこまめに皮脂をオフ!

皮脂によるテカリをそのままにしておくと、肌の上で酸化し始め、過酸化脂質という刺激物質に変化してしまいます。
この刺激物質が老化を促すおそれが!
あぶらとり紙でこまめに皮脂を抑えるようにしましょう。
皮脂分泌を抑えるビタミンB1B2が有効
どのタイプの毛穴も、皮脂が多いと詰まりの原因になり、余計に目立ったり悪化したりします。
皮脂分泌を抑える栄養素をとるといいです。
ビタミンB1は、炭水化物の代謝を助ける栄養素。 炭水化物がきちんと代謝されないと皮脂が過剰に分泌されるので、それを予防します。
豚肉やピーナッツ、うなぎなどに豊富に含まれます。
ビタミンB2は、皮脂の分泌をコントロールするのに、とても有効な栄養素。
豊富に含む食品はレバーや、うなぎです。
まとめ。やり過ぎ。頑張り過ぎは逆効果に
ここまで、毛穴のキレイにする方法やたるんだ毛穴を引き締めるために取り入れたい成分や化粧品についてご紹介してきました。
あれもこれもと取り入れる必要はありません。
手短なものや取り入れやすいものから試してみると良いと思いますよ。
ケアのし過ぎや、頑張り過ぎは逆効果になってしまうこともあります。
クレンジングや洗顔石鹸、保湿化粧品。
毎日欠かさず使うベーシックな基礎化粧品の質を高めていくことがまずは大事です。
基本となる基礎化粧品を大事にしながら、他のケアを少し取り入れてみると肌への負担も和らげながら優しいケアができると思いますよ。